スガキヤのラーメンフォークがMoMAで人気


スガキヤのラーメンフォークがニューヨークのMoMAのショップで大人気らしいです。
MoMAのオンラインショップによると、1978年に割箸の大量消費に配慮して、同じ名古屋のノリタケに依頼して制作し、店頭で使い始めたものらしいです。ただ、箸の利用志向は強く、スプーン代わりにしか使われていなかったみたいですね。確かにスガキヤにこんなのあったような気がするなあ。
転機は2006年に訪れます。創業60周年を記念してリ・デザインすることとなり、社長が東京のデザイナーにせっかくだからMoMAにおいてもらえるような洗練されたものを作ってくれとオーダーし、今のデザインに至ったようです。
こういう製品は日本独特です。欧米文化圏ではこのように異なるカテゴリーを合わせるという発想がなかなか生まれにくいのです。日本はこういったハイブリッド型のものを何の臆面もなく作ってしまえる特性があります。
ちなみに、MoMAグッズのオンラインショップですが、なんと三洋電機が運営しているようですね。あのSANYOであることは間違いないと思いますが、それにしてもなぜ??

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