直島の観光客が5年で6倍に


直島の観光客が5年で6倍になっているようです。人口3400人の島に100倍の34万人が訪れているようで、これはあらためてすごい!と思いました。
直島に最後に訪れたのは、5、6年前でしたが、その時はまだアート好きな人が集うやや特殊な観光地という印象でした。
直島がすごいことになっているらしいという話はここ数年周りからも聞こえてきていました。数年前にオープンした新しい美術館の影響ももちろんあると思いますが、外国人観光客が多く訪れているということでした。東京に到着してその後京都に行くという映画ロスト・イン・トランスレーションでも再現されていた定番コースに、直島が含まれ始めているという背景があるようです。
ある水準のアートが収蔵されている美術館というだけなら、珍しくはないでしょう。都市を離れた島であることや、家プロジェクトなど島の中にアートが点在していること、ホテルなどがあり滞在もできるという特徴は他にはないユニークさです。世界的に見ても特徴的な場所になっているのではないかと思います。直島に美術館がオープンしたのが1992年。それからわずか十数年の間に、これだけ特徴的な場所を作り上げた構想力と実現力に改めて驚きます。